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エンジン

エンジンはこんな感じです。

50年型の特徴は、左右で操作するシフトや、シャフトドライブなどが有名だけど、プラグがセンターに配置されていることも特徴の一つ。後にバルブが大径化された影響なのか、サイドに押しやられていきます。

後ろに移っているのは、Altaya製1/12スケールの56年型。

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フレーム

フレームはこんな感じ。

トーションバーを使っているブレードタイプのガーターフォークのサスペンション構造がよくわからないので、ちょっと想像が入っていますが、こんな感じだったのだろうと思われます。

MV博物館に展示されているこの車両は何年型なのだろうかという考察をしてみると。

黄色いパネルには、1949年に作られて50年のベルギーでデビューしたと書いてある様だが、アールズフォークがついているし、油圧式のダンパーがついているので明らかに50年型の姿ではない。ヘッドも違うようだ。

これも想像ですが、これは50年に使われた2台のうちの1台で、1951年にフロントサスをテレスコピックに変更、リアにサブフレームを追加し油圧ダンパーを取り付けたもの。タンクのえぐりは、イタリアGPで試された、タンクマウントのフェアリングの名残であろう。52年には、4キャブ化に伴い新型のヘッドに交換され、レス・グラハムが好んだといわれているアールズフォークに改修され、スペアマシンとして使用されたのではと思われる。

後にレストアされた時に、2キャブに戻され、シートなどの外装も変更され、この姿になっているんじゃなかろうか。

真相はいかに…

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CR110完成!


後期型との主な外見上の相違は、
1.クランクケースの形状…後期型は、シフトギアの変更によって、背部が盛り上がった形状になっている。
2.クランクケース幅…中期型より、トランスミッションが8速化されたため、5速の初期型より約30mm幅が広い(1/9なので、約3mm)
3.シリンダ…初期型は、後期型よりも1枚フィンが多い。ちなみに後期型におきましてボアは0.4mm拡大されましたが、シリンダー内部迄は再現されておりません。
4.カムカバーのエンジンマウント…形状、位置が変更されています。
5.ポイントの位置…中期型より、ヘッドからクランクケースに移動。
6.吸排気系…初期型、中期型にはスクランブラータイプ、ロードレーサータイプの両仕様が有った様です。初期型においては、アップマフラー、エアクリーナー付きPWキャブのストリートスクランブラーが標準で、Y部品と呼ばれるレーシングキットを装着し、レーサー仕様とされました。中期型になると、はじめからからCRキャブやダウンマフラーなどのY部品を装着したロードレース仕様が併売されるようになり、後期型になるとロードレース仕様のみが販売されました。本モデルは初期型ですので、アップマフラー、PWキャブのタイプを再現しております。

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MV500-1

1950年からGP500に参戦したMV。後に常勝を誇る戦績をおさめることになるのですが、参戦当初は、トーションバーサス、シャフトドライブ、パラレログラモといった独特のメカニズムを持ったマシンを走らせていたんです。
初年度の1950年はあまり芳しい成績を残していませんが、年々戦闘力を増してゆき、1952年に初優勝、1956年にはチャンピオンを獲得するのですが、成績があがるにつれ、普通のマシンになっていくようで…

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